2014年 年間マイベスト 

2014年劇場で観た映画は、96本でした。
その中から選んだ作品です。
(ちなみに2007年は123本、2008年は97本、2009年は88本、2010年は80本、2011年は95本、2012年は101本、2013年は79本)
どの作品においても殆んど差はありません。

※新作のみ、旧作は除外。

今年は100本には足りませんでしたが、まずまず観れたと思います。
特に後半に素晴らしい映画が多く充実してました。
来年もこの調子で観て行きたいです。
本年では新宿ミラノ座が閉館になりました。ここの劇場はそれほど通った訳では無いけれど、やはり古くからある劇場が無くなるのは寂しい限りです。こちらでの最後の〆の映画は「ハネムーン」というホラー映画でした。
あと、新文芸坐での「役者生活60年 石橋蓮司映画祭」は感慨深いものがありました。トークショー付きに2回行けて、生蓮司さんを拝めたのも嬉しかったです。

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※※マイベスト※※

1位は「リスボンに誘われて」です。
極上のミステリー、そして二つのラブ・ストーリー。それぞれが緩やかに語り合い鮮やかに収束して行く見事な演出。これぞ劇場で観る至福の時、映画の醍醐味を味わえさせて貰えました。リスボンの街並や曲がりくねった細い路地裏、ジェレミー・アイアンズと共に私達もまた袋小路に迷い込んでしまう不思議な感覚に陥りました。
2位は「イーダ」。静寂に包まれた切ないロード・ムービー。端正で美しいモノクロの映像。深い余韻を残すラストシーン。ポーランドの哀しみの歴史と、そして残された人はどう向き合うのかを改めて考えさせてくれます。
次点はどれも僅差は無く、甲乙付け難いものばかりです。

1位 「リスボンに誘われて
2位 「イーダ
3位 「馬々と人間たち
次点(公開順です)「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」「めぐり逢わせのお弁当」「フランシス・ハ」「ストックホルムでワルツを」「ショート・ターム


----------以下公開順です----------   特にお気に入り

上半期
 ■「鑑定士と顔のない依頼人」
 ■「ビフォア・ミッドナイト」  
 ■「ラッシュ/プライドと友情」
 ■「ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅」  
 ■「LIFE!」

 ■「8月の家族たち」
 ■「ブルージャスミン」
 ■「グランド・ブダペスト・ホテル」  
 ■「超高速!参勤交代」
 ■「サード・パーソン」 

下半期
 ■「マダム・イン・ニューヨーク」
 ■「イーダ」 
 ■「めぐり逢わせのお弁当」 
 ■「フランシス・ハ」 
 ■「リスボンに誘われて」 

 ■「トム・アット・ザ・ファーム」
 ■「馬々と人間たち」 
 ■「ストックホルムでワルツを」 
 ■「ショート・ターム」 
 ■「毛皮のヴィーナス」


※※ツッコミベスト※※

1位は「スノーピアサー」です。
コミックだったら何となく納得できることも実写版だとキツイという見本。

  「スノーピアサー

----------以下公開順です----------

上半期
 ■「スノーピアサー」 →アニメの映画化は難しい。近未来のSFサスペンスなのに、ツッコミ多過ぎて吹き出したり可笑しかったり。

下半期
 ■「LUCY/ルーシー」 →脳を活性化すると凄いことが…!


※※アニメベスト(公開順です)※※

上半期
 ■該当無し 

下半期
 ■該当無し


※※素晴らしい虚脱感♪(公開順です)※※

上半期
 ■該当無し

下半期
 ■「リアリティのダンス」 →哲学的な変態映画?変態的な哲学映画?どちらだろう??


※※これは良かった!小品ながら健闘したホラー&アクション(公開順です)※※

上半期
 ■「インシディアス 第2章」 →今回はほっぺ渦巻き人形は出て来ませんが、他の人形さん多数出演!謎解きもきっちり収束してスッキリ!
 ■「ゴール・オブ・ザ・デッド」 →前半をバンジャマン・ロシェ監督、後半をティエリー・ポワロー監督が担当していますが、入れ替わったのを観てみたいかも。ゾンビとサッカーのコラボ、新鮮でした。

下半期
 ■「トム・アット・ザ・ファーム」 →ホラーでは無いけれど、ホラー以上に不気味で怖いのは実際にありそうな事だから。
 ■「スガラムルディの魔女」 →女は強い!男よ縮み上がれ!あっと驚くクライマックスは度肝を抜かれました!
 ■「オオカミは嘘をつく」 →サスペンスです。イスラエルというお国事情も反映されているよう“憎悪”が半端じゃありません。映像には映し出されない痛みがさらなる痛みを増幅させます。凄い。

※※素晴らしい映画だとは思うのだけど・・・(公開順です)※※

上半期
■「ブランカニエベス」 →好きなタイプの映画だけれど、どうにも後味が悪過ぎだ。あれがこの映画のハッピーエンドだったら悪趣味で不快。
■「マチェーテ・キルズ」 →「グラインドハウス」(2007年)内のフェイク予告編、「マチェーテ」(2010年)、そして本作と公開される度にだんだんと面白さが半減して行く…。一番面白かったのはフェイク予告編だったり。潤沢な資金をゲットし大物俳優をこぞって起用しているのにどうにも滑っている。トレホ兄貴もぼんやりしているシーンが多かったような。
■「ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!」 →ビールが美味そう。パブに行きたくなってくる。しかし、「ショーン・オブ・ザ・デッド」「ホットファズ 俺たちスーパーポリスメン!」そして本作となると、やはり公開順に面白さがトーンダウンして行く。サイモン・ペッグがメジャーになり俳優としての余裕みたいなのが透けてみえるからかも。
■「とらわれて夏」 →ジェイソン・ライトマンの演出、映像センスがあってこそ!観ていて木っ端ずかしくなる陳腐なラブ・ストーリーも、あれれ?格調高いドラマに…!

下半期
 ■「NY心霊捜査官」 →霊感の強い捜査官がサクサク事件を解決して行くのかと思いきや…題に偽りあり。
 ■「ふしぎな岬の物語」 →観ていてモゾモゾこそばゆくなる映画でした。吉永小百合さんは本当に良い演技をされているのですが、どうにも物語と演出が陳腐過ぎて身の置き所が無い映画でした。
 ■「ドラキュラZERO」 →うーん、ドラキュラの素材を上手く生かし切れてないのが残念。あんな民衆を救う価値あるのか?と思ってしまったり、もっと上手い作戦考えろよなどと思ってしまったり。


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上半期下半期共にはまあまあの本数でした。
特に11月12月は精力的に観れて良かったでした。
前半はどちらかというとメジャーな作品が、下半期はミニシアター系の作品で良質なものが多かったように思えます。